HOLLYWOOD DIARY 2005 7がつの日記
7月5日「EP3撮影秘話その2」
EP3が9日に公開されるってんで、ヘイデン・クリステンセンが日本に行ってるそうじゃないの。ヘイデン・クリステンセンがこっちにいない今だから業界コボレ話ポロッと言っちゃうけど、ヘイデン・クリステンセン・・・長いな。クリステンセンの野郎・・・まだ長いか。クリちゃんでいーや。クリちゃんの野郎、演技に集中すると我を忘れるときがあるんだよな。今回のシスの復讐でも何度かあってね。高いビルの上で撮影してたときのことだったなぁ。演技に没頭するあまり、目の色が変わるってーの? 頭に血が昇ってクリちゃん真っ赤っ赤に充血してんだよ。クリちゃんが、真っ赤っ赤。すごいだろ? カットの声がかかってもライトセーバーブンブン振り回して汗だくで大暴れだよ。
「イッツタイム! イッツタイム! イッツ・ベイダー・タイム!!」
なんて叫びながら止めに入ったADボコボコにしてたっけね。アブネーアブネー。こっちゃーNGの度に何度も何度もシビれるわフッ飛ばされるわ繰り返してもう、ボロボロだよ。オレは『プロジェクトA』のジャッキー・チェンかっての。エンドロールで何度も落っこちるシーンのNG集追加してくれってルーカスに頼んだぐらい。
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
ビリビリビリ、ドッカーン!!
・・・しまいにゃこっちもキレたね。ああ。
フッ飛ばされたきりスタジオに戻らなかったのさ。
その後に『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のマイケル・J・フォックスっぽく空飛ぶ車のボンネットに乗っかって舞い戻ってからクリちゃんを叩きのめしてフォースの暗黒面に目覚めるシーンがあったんだけど、知ったことかってんだい。
暗黒は顔だけで間に合ってるってーの。
7月7日「七夕の惨劇(前編)」
ステルスを捨てるッス!
なんつって。ガハハ。どうだい? うけるだろ? ドッカンドッカン大爆笑だろ? 撮影中に思いついた駄洒落さ。ステルス戦闘機を捨てる機会があったら使ってみてくれよな。
さてと、バッチリ読者のハートをつかんだところで七夕の話でもすっかな。
晩飯食った後にくつろいでると、ボンジョビがやって来てわめくんだよ。
「パパ、七夕やってー」
あ〜ん? 七夕ってアレだろ? 笹にお札ぶら下げて神々に無い物ねだりするお祭り。やめとけやめとけ。かなわねぇって。七夕で家を建てたやつはいないって聖書にも・・・
「七夕やるんだやるんだワーン!! デカマラビローン!!!」
うるさいよ! デカマラとか言うなって言ってるだろ。母ちゃんに聞かれるって。また勘違いされてアパストから抱え込み肘打ちのコンボくらったらどうすんだよ。わーったわーった。やりゃーいいんだろやりゃー。ちょっと部屋で待ってろ準備すっから。
つっても笹なんか都合良くないからさ。そこらの竿に木の葉っぱくっつけて自作したよ。
●サミュエル家七夕の笹スペック(敬称略)
竿
木の葉っぱ
・・・ま、こんなもんだろ。これをボンジョビの部屋に近づけて窓から驚かしてやろうって寸法さ。ボンジョビのやつ、びっくりするぞぅ。っこらしょっと。ハえんやこらせ〜のどっこい(ギクッ)わたたたたっっっ! やべっ! ふせろーーーーー!!!! バッリーーーン!
アンビリバボ!! ギックリ腰で倒れた拍子に笹が倒れてボンジョビの部屋のガラスを突き破った。オーイ! ボンジョビ! 大丈夫か? 駆けつけるとボンジョビが天井にぶら下がってた千羽鶴に埋もれてキョトンとしてた。その光景を見た途端に新しい笹のアイデアが閃いたんだよ。そっからはもう一気呵成。形にするのに時間はかかんなかったね。まあ見てくれ。
●サミュエル家七夕の笹スペック(後期型)
竿
木の葉っぱ
電飾
自家発電機
自転車
ボンジョビ
どうだい? クリスマスツリーの電飾を巻いて、自家発電機につなげてみたんだ。これを自転車にくくりつけて発電しながら発光しつつ町内を疾走するのさ。え? 「ボンジョビ」って何だって? そこが後期型のミソ。ボンジョビを竿の先にくくりつけて特等席で七夕を楽しませてやろうって寸法。スゲーだろ? 意気揚揚と発進さ。
このときのオレたちは知らなかったんだよな。このアイデアが、まさかあんな惨劇を巻き起こすとは・・・(後編に続く)
7月10日「七夕の惨劇(後編その1)」
●前回までのあらすじ:宇宙空間に漂う塵やゴミやガスが集まって地球が誕生した。土壌に雨が(中略)そしてハリウッドスターのサミュエル・L・ジャクソンが末っ子を棒の先にくくりつけて自転車で旅立った。
さてと、前は末っ子のボンジョビを七夕自転車の竿の先に結んだところまで話したんだっけな。腕時計を放り投げると夜のハリウッドに颯爽と走り出したんだ。電飾がキラキラして綺麗でね。ボンジョビもロスの夜空に映えてたっけ。おいボンジョビ。こうして見上げると、お前『スキャンダル』のペ・ヨンジュンみたくカッコイイぜ? 見たことないけどな。今日という日はお前がまさに七夕そのものだよ。どうだい生きながらにして七夕になった気分は? 最高だろ? それとも吐きそうか?
「ひぎぃぃぃぃぃ!! デ、デ、デカマラボッキーン!! ドピュッ! ドピュッ!」
ははは。感極まって言葉にならないみたいだな。よぅし。少し遠出と洒落込むか。スピードアップして一路マルホランド・ドライブを目指したんだ。道行く人もあまりの華麗さに歓声あげて飛びのいてんの。気持ち良かったなあ。さながら趙雲一騎駆けだよ。ボンジョビは阿斗な。あはは。ボンジョビ、お前ペ・ヨンジュンじゃなくて阿斗に決定〜。どうだ阿斗になった気分は? 姜維に申し訳無い気がするだろ?
「デ、デ、デカマラグタ〜〜〜」
なんだか元気ないな。眠くなってきたか? よし。父ちゃんが子守り唄歌ってやるよ。
★ボンジョビ相聞歌 作詞:サミュエル・L・ジャクソン
誰だ! 誰だ! 誰だ!(フ〜?)
敵か味方かオレの子か?(ワオ!)
黒い姿のボンジョビ(ゲットアウト!)
見かけはUSA for AFRICA(ウィア〜ザワ〜)
てんでさえない難民-looking-BOY(ロ〜ンリーロンリロンリロンリ)
but侮りがたいハングリー魂(ウォンチュー)
泥水すすって木の根食う(クッチャラハピハピ)
成り行きまかせの恋におち
時には誰かを傷つけたとしても
その度心オグァ!
・・・アブネ〜。猛スピードで暴走するスポーツカーと衝突しそうになって転んじまったい。せっかくの聴かせどころが台無しだよ。チッ。気を取り直してまた走り出した。
ちょうど下り坂にさしかかった時に異変に気づいたんだ。ブレーキがほとんどきかないんだな。さっき転んだときに壊れたっぽい。わ。わ。わ。誰か! 誰かオレを助けてくださーい! 思わずマルホランド・ドライブの中腹でSOSを叫んだね。電飾が限界まで発光して『バトルランナー』のダイナモみいだったよ。ボンジョビ! 落ちつけ! ダイナモになったと思って今の境遇を楽しんでみろ! だ、だ、だ、大丈夫だからな。最悪でも高速で地面に叩きつけられて全身の骨が砕けて死ぬだけだから。衝突するときに5接地転回法で衝撃をやわらげろ。やり方は・・・BONG!!
泣きっ面に蜂さ。なんと電飾が破裂して燃え出した。あちちち。これじゃダイナモじゃなくてファイアボールだYO! ボンジョビ訂正! ダイナモじゃなくてファイアボール! あち! あちちち! 少佐! シャア少佐ーーー!!! ドカーーーーーン!!!
背中を焦がしながら坂の下の農家の軒先に植えてあった松の木に激突したよ。ジェダイ仕込みの体術のおかげでぶつかる寸前に横の地面に身を投げて着地することができた。自転車はバラバラの燃えカスになったけど、なんとか無傷。フ〜、危なかった。
家に帰ってシャワー浴びてるときに気がついたんだ。
「でも、ボンジョビは!???」(後編その2に続く)
7月15日「七夕の惨劇(後編その2)」
●前回までのあらすじ:遠い昔。遥か彼方の銀河で(中略)自転車が燃えた現場でボンジョビが消えた。
七色亜茶はどーしていろんな味がすんだろな・・・なんて考え込んでるうちに何時の間にか7月も半ばだよ。七夕の話の続きでもするか。シャワー浴びてるときにボンジョビがいないことに気づいたんだ。もしかしてっっっ??! スゲー嫌な予感がするぜ。一刻を争う緊急事態だ。取る物も取り敢えず家を飛び出したよ。駆けて行こうとしたら雨がポツポツ降って来たんで戻って雨ガッパと長靴履いて、取る物も取り敢えず走り出した。・・・あ、いけね。ガスの元栓! 戻ったらちゃんと閉まってた。な〜んだ。よし、出発! ・・・あ、『電車男』の予約録画忘れてた。
おし。他に忘れ物は・・・あ、そうだ。ジャビット(トカゲ)連れて行こ。
道中雨が本降りになってきた。クソッ、シャワー浴びたばかりだってのに、ついてないぜ。
「雨がやみますように。ボンジョビが無事でありますように」
祈りながらジャビット抱えて自転車が激突した松のところにもどると、ちょっとした人だかりが出来ててさ。なんでも放火魔が出没したんだって。そりゃ大変だけど、こっちもオオゴトなんでね。誰彼構わず聴き込みを開始したさ。
すまねえ。こんぐらいの大きさで、FBIに連行されてく宇宙人っぽい真っ黒で素っ裸のクリーチャーを見なかったかい? 見かけたら殺さずに捕獲しといてくれよな。
一通り聴きまわったけど目撃情報はゼロ。仕方ねえ。こうなったらジャビットの出番だ。ジャビットを地面に降ろすと、ボンジョビが大切にしてるゾフィーとアギトのビニール人形を鼻先に突き出した。
いいかジャビット、こいつの持ち主を探し当ててくれたらお前に征夷大将軍の位と生肉やる。よ〜く嗅ぐんだ。いいな。・・・オイ! 噛むな! エサじゃねっての。イタタタ。ゾフィー飲み込んじゃったよ。ひょっとして美味いのか、コレ? アギトをかじりながらあたりを見回してると、ジャビットが黒い物体の方に歩いてくんだ。なんかの燃えカスみたいだな。煙が立ち込める中で凝視すると、なんだか人間の形みたいなんだ。・・・まさかっっっ??!!! アギト人形叩き捨てて近寄ったよ。
ボンジョビ? ボンジョビ! オイ、返事しろ! 起こそうとしたら腕の中でボロボロとくずれてさ。ボンジョビ! お前・・・大きくなって服着るって約束はどうすんだよ! この親不孝者! クズ! ノロマ! ボートピープル!
いつもより真っ黒いボンジョビの残骸を蹴ってたら、後ろから声をかけられた。
「パパ! 僕のアギトが・・・」
振り向くとボンジョビに似たのが立ってんだよ。ボンジョビが・・・2人? どっちが本物だ?
「僕のアギトがボロボロだよ!」
「うるせー。ホントにお前ボンジョビか? ちょっと試してやるから答えろ。1981年の映画『類人猿ターザン』の主演女優は?」
「わかんない」
「『今夜はビート・イット』のパロディ『今夜はイート・イット』を歌ったのは?」
「わかんないよ」
「これな〜んだ?」
「デカマ・・・ラ?」
その無知さ加減は本物のボンジョビー!!! 生きてたのかーーー!!!
スポーツカーに轢かれそうになったときに竿から取れて側溝に落ちたんだってさ。そっからマルホランドドライブをフラフラと下ってここまで辿りついたらしい。脅かすない。気がつくと雨もやんでたね。七夕の願いは、結局ふたつともかなったんだ。目出度し目出度し。
あ、どーせならアカデミー賞願っとくんだった。
7月28日「そう言えば1周年」
ミクシィで日記を書くようになって、いつのまにか1年たってたYO! おめでとー! ありがとー!(ドンドンドンドン!)
今日は友達のウィ(ドンドンドンドンドンドン!!)ってるんだ。
あと、特別に(ドーンド−ンド−ン!!)るんだぜ? スゲーだろ? 友情出演ならぬ(ドドドンドドドンドドンドン!)
HAHAHA!
カ(ドーン!)
太鼓ちょ(ドドン!)
オイ、太鼓やめ(ドンドンドンドン!!)
ボンジョ(ドドドドドドンドン!!)デカマ(ドーン!)
そっち押さえ(ドンドンドドドゴッ!!! ゴガッ!! バキャッ!!! ガタタッ!! ドサッ。バタン)
・・・フ〜。
つーわけで今後とも夜露死苦NA!
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