クイールはこんな映画に違いない
 クイールという盲導犬の映画がある。CMで女の子が「すごい号泣〜」したと語る感動作。ラストに何かあるらしいんだけど、実際どういうオチなのか。ちょっと予想してみる。

予想1「飼主の目が見えるようになる」
 所謂リストラ。世相を反映したラストと言える。
予想2「クイールの目が見えなくなる」
 およそ盲導を志すものにとって最も辛い出来事である。呆然と雑踏に立ち尽くすクイールと飼主。確かに号泣するかもしれない。
予想3「飼主の目が見えるようになってクイールの目が見えなくなる」
 予想1と2の複合パターン。逆に飼主が導いたったらエエやんか。
予想4「クイールが死ぬ」
 これが大本命。何かの手違いで保健所に連れてかれるとか。ポシンタンになるとか。飼主をかばって京浜急行に跳ね飛ばされるとか。
・予想5「飼主が死ぬ」
 クイールの導き間違いでクレバスに滑落したり。余談だが、盲導犬は信号の色がわかんないらしい。人や車の流れを見て安全だと判断して横断歩道を渡るとか。
予想6「飼主とクイールが死ぬ」
 さあ車が来た。危ねえってんで横っ飛びにかわしたところが正反対の方角で。ヒモがビーンッと突っ張らかって哀れ1人と1頭は道路の藻屑とあいなりました。もうどうしようもない。お後がよろしいようで。デケデン。

 良識ある女の子に「すごい号泣」という不可思議な日本語を使わしめるほどの展開が待っているに違いない。気になる。観に行かないけど。
04/05/09

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